「宇宙基本法案: その経緯と問題点および科学者の社会的責任」
2008年公開市民講座
戦争マシーンを止めよう! ~「産軍学複合体」の現実に迫る~
「宇宙基本法」が制定されようとしています。この法案は、これまでの日本の宇宙政策の基本である「宇宙の開発と利用は平和の目的に限る」とした1969年の衆議院決議を変更するものです。この法案の裏には、疲弊している宇宙産業界を軍需によって救おうという日本経団連、我が国独自の偵察衛星を持ちたい政治家と官僚、米国のミサイル防衛の要請に応えたい政財界の、それぞれの思わくがあります。
今回の講座では、こういった経緯と法案がもたらす日本の宇宙政策の変化について分析します。さらに、激変しつつある工学者・理学者と社会の関わり方の現実の問題点を指摘し、あるべき姿について考えます。
■日時: 6月14日(土) 午後2時~5時(1時半開場)
(開始時間が変更になりましたので、ご注意ください)
■講演: 石附澄夫さん(国立天文台)
■場所: 東京麻布台セミナーハウス (大研修室)
(地図⇒ http://kenshu.e-joho.com/azabudai/map.html )
■資料代 500円
■主催: 平和力フォーラム(東京造形大学内・前田朗研究室)
■講座事務局
中野憲志(先住民族・第四世界研究) e-mail:critique@nakano-kenji.net