木曜日, 7月 08, 2010

東アジア宣言・連続インタヴュー講座第1回

2001年ダーバン宣言から9年

「ダーバン宣言の東アジア版をつくろう――日本の植民地主義を問う」

連続インタヴュー講座:第1回

7月18日(日)午後6時開場、6時半開会

会場:新宿区立・牛込箪笥地域センター4階会議室

  大江戸線牛込神楽坂駅A1出口徒歩0分

  東西線神楽坂駅2番出口から600メートル

参加費(資料代含む):500円

講師:徐 勝さん(立命館大学教授)

「韓国併合100年にさいして日本植民地主義を徹底解剖するために」

徐勝さん研究テーマ<立命館大学公式サイトより抜粋>
 東アジアでの和解・協力をめざして《京都府京北町で生れ、京 都で成長しました。東京教育大学卒業後、ソウル大学校大学院・社会学科在学中投獄され、19年後に出獄、カリフォルニア大学(バークレー)客員研究員をへて、立命へ。( 略 )冷 戦期に行われた独裁政権による集団虐殺などの「重大な人権侵害」が明るみにさらされ、韓国、台湾などで「名誉回復・補償法」の制定が相次いでいま す。しかし、最近、教科書問題でも明らかになったように、過去回帰、ネオ・ナショナリズムの逆風が吹く日本は民主化を進めてきた東アジアと反対の方向に向かっているようにも見えます。東アジアで21世紀の「人権の世紀」をどのように迎えるのか、東アジアでの和解・協力・平和の実現はどのようにして可能なの かを考察するのが最近の研究テーマです》

著作、編著
『だれにも故郷はあるものだ-在日朝鮮人と私』08
『北朝鮮が核を放棄する日朝鮮半島の平和と東アジアの安 全保障に向けて08
『現代韓国民主主義の新展開』御茶の水書房08
『「韓流」のうち外韓国文化力と東アジアの融合反 応』徐勝・黄盛彬・庵逧由香 編 07
『東北アジア共同体への道-現状と課題』06
『アジアを鏡として戦争が見える』96 

『我肝(わちむ)沖縄』96 

『第1歩を ふみだすとき』95
『獄中19年』岩波新書94 

『民衆が真の勝利者』91

<連続インタヴュー講座>

韓国併合100年、ダーバン宣言9周年の2010年に、<ダーバン宣言の東 アジアNGO 版>を作成することの意義を分かりやすく提示し、継続的な取組みの中で宣言案の見直しを進め、行動計画その他の準備を進めていくという趣旨で、本年7月より2011年9月8日(ダーバン宣言10周年)に向けて、さまざまなテーマの連続講座を開催します。是非ご参加ください。

<当面の予定>

第1回、7月18日(日)夜、牛込箪笥地域センター

  徐 勝さん(韓国併合100年にさいして日本植民地主義を徹底解剖するために)

第2回、9月4日(土)午後、新宿区立戸塚地域センター

  金 栄さん(在日朝鮮人から見た日本の植民地主義:仮題)

第3回、9月7日(火)夜、新宿区立戸塚地域センター

  上村英明さん(ダーバン宣言って何だ?――植民地主義と人種差別:仮題)


主催:「東アジア歴史・人権・平和宣言」実行委員会

連絡先:東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学・前田研究室

電話:042-637-8872

E-mail:maeda@zokei.ac.jp