土曜日, 10月 27, 2012
部落問題啓発講座 ヘイトクライム(憎悪犯罪)はなぜ、なくならないのか
金曜日, 10月 05, 2012
原発民衆法廷「公聴会」――国会事故調報告が明らかにしたもの
火曜日, 9月 25, 2012
世界死刑廃止デー企画 響かせあおう 死刑廃止の声2012
日曜日, 7月 08, 2012
原発民衆法廷広島公判7.15
【原発広島法廷ニュース№3】(発 行:2012年6月24日)
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原発再稼働を許すな!すべての原発を廃炉に!
7/15「原発を問う民衆法廷・広島法廷」
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日時:2012年7月15日(日)12:30~開場 13:30~開会
13:30~開廷 17:00 閉廷(予定)
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ5F(研 修室A、B、C)
http://www.cf.city.hiroshima.jp/m-plaza/kotsu.html
傍聴参加券:一般1000円、学生・無職の方等500円(先着順)
主催:原発を問う民衆法廷・広島法廷事務局
呼びかけ人:足立修一・岡原美知子・豊永恵三郎・日南田成志・
藤井純子・森滝春子・湯浅正恵・横原由紀夫
連絡先:日南田 携帯090-8602-4232 FAX 082-924-7355、
mail: hinada.seishi@gmail.com
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<原発民衆法廷顧問>
河合弘之 (弁護士、脱原発弁護団全国連絡会議代表)
伊藤成彦 (中央大学名誉教授)
<原発民衆法廷判事>
鵜飼 哲 (一橋大学教授)
岡野八代 (同志社大学教授)
田中利幸 (広島市立大学広島平和研究所教授)
前田朗 (東京造形大学教授)
<代理人団(検事団)>
河合弘之、田部知江子、中川重徳、
上杉崇子、河村健夫、深井剛志
<アミカスキュリエ>
張界満、井堀哲、長谷川直彦
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<広島法廷の狙い>
① 「原子力の平和利用」の名のもとに進められてきた原発
推進政策の裏にある「核兵器開発への潜在力保持」の意図
を暴露し、原爆の惨禍にあった広島からその犯罪性を裁く。
それを通じて反核兵器と反原発の運動がまさに表裏一体の
ものとして進められなければならないことを明らかにする。
② 放射線の人体への影響について、広島での被爆者治療
の蓄積をもとに検証。福島原発事故による被曝状況の調査か
ら、広島との比較を試み、放射線被爆の犯罪性、危険性を明
らかにする。低線量・内部被爆の問題にも可能な限りアプロー
チする。
③ 加えて、6/15野田政権が、大飯再稼働を表明する中で、
これを伊方、玄海等他の原発再稼働へと波及させることを狙う
原発推進勢力に、はっきりと中電島根原発再稼働差し止め、
廃炉、上関原発の建設差し止めを求める。
<申立人及び証言者>
(申立人)
・芦原康江さん(「原発なんかいらんわぁ松江市民の会」を80年
に立ち上げて以来、反原発運動に取り組む。94年、中国地方5
県の市民グループ20団体で「島根原発増設反対運動」を結成。
事務局長に就き、2000年から代表を務める。
・氏本長一さん。 北海道で大規模畜産経営に従事した後、6年
前に出身地の祝島にUターンし 無畜舎放牧養豚や無農薬での
果樹・野菜の栽培のほか、地産地消食堂「こいわい食堂」経営。
上関原発の建設に反対し地元で有機農業を起こしながら原発に
依存しない地域づくりに取り組む。
・ 岡田和樹さん 上関原発を考える広島20代の会、上関原発阻
止カヤック隊。着工阻止行動で、中国電力からのスラップ訴訟(4
800万円の損害賠償)を起こされ山口地裁で係争中。現在は農業
に従事。
(証言者)
・藤田祐幸さん(元慶応大教員、核物理学、科学史)
・宗藤尚三さん(被爆者、牧師、宗教者9条の会’和’)
ほか
<訴状の内容等(民事差し止め請求)>
●中国電力に対して、停止中の島根原発1~2号機の再稼働の
差し止めと廃炉を、完成している3号機については稼働開始の
差し止めと廃炉を求める。建設計画継続中の上関原発について
は、建設計画の白紙撤回を求める。
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<お願い>
(1)法廷開催の費用を賄うために賛同金のお願いをしています。
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「原発を問う民衆法廷・広島法廷」に賛同します。
賛同金 1口千円(何口でも結構で す)
名前(団体名)
(お名前の公表:可・不可)
ご住所・連絡先
郵便振込口座:
口座名 原発民衆法廷広島 口座番号 01350-2-88938
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火曜日, 9月 06, 2011
雨ニモマケズ、反省セズ
拡散する精神/萎縮する表現(5)
「マスコミ市民」511号(2011年8月)
*
三月一一日の東日本大震災・津波・原発事故以来、「頑張れニッポン!」「日本は一つだ」のナショナリズム合唱が続き、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が再びもてはやされている。テレビ・新聞はもとより、被災者支援に携わるNGOも、ミュージシャンも「雨ニモマケズ 風ニモマケズ」の大合唱である。賢治の本が飛ぶように売れている。インターネットで検索してみると、被災者を励まし元気づけるための合言葉として無条件に持ち出されている。一部に、「雨ニモマケズ」が、戦争意識高揚のために権力によって利用された歴史があると指摘しているものもあるが、あくまでも「利用された」にすぎないのであって、賢治が素晴らしい作家であることに変わりはないし、「雨ニモマケズ」の精神が被災者支援にふさわしいと判断しているようである。
しかし、はたして賢治は「利用された」のだろうか。なるほど、求道者イメージの賢治の「雨ニモマケズ」の精神は、戦時下の「滅私奉公」のスローガンに合致し、現に教科書にも掲載されたが、それは結果として「利用された」のだろうか。
児童文学の西田良子によると、「『雨ニモマケズ』が書かれたのは、一九三一年十一月三日、即ち、賢治三十六歳の明治節の日である。明治生まれの賢治にとっては、おそらく特別の感慨を抱く日だったと思われる」(『宮澤賢治論』桜楓社、一九八一年)。
西田の文章は奇妙なことに次のように続く。
「彼が自分の死期の近づきをはっきり意識しはじめた時期に書いたものであるということと、彼が大乗仏教の信者で、自分自身の幸せよりも、<あらゆる人の幸せ>を至高の目的としていたということとを考えながら読むことが、『雨ニモマケズ』を理解する上では非常に重要なポイントになると思う。」(同前)
明治生まれの天皇主義者であった賢治が<あらゆる人の幸せ>を目的としたというのは、論理的に理解できない。賢治も時代の中を生きていたのだから、天皇主義者であったことをもって批判するべき理由にはならない。しかし、天皇主義者の思想を<あらゆる人の幸せ>を目的としたと粉飾するのは疑問である。
一九三一年十一月三日の賢治は、一九一〇年の韓国併合、一九二三年の関東大震災朝鮮人虐殺、一九三一年九月一八日の「満州事変」をどのように見ていたのだろうか。
歴史家の琴秉洞によると、賢治は、田中智学が創立した国柱会という宗教団体の機関紙『天業民報』の熱心な読者であり、寄稿家でもあった。賢治は、一九二〇年一二月二日の手紙に、「今度私は、国柱会信行部に入会致しました。・・・今や私は田中智学先生の御命令の中に丈あるのです。・・・田中先生に絶対に服従致します」と書き、関東大震災のさなかにも国柱会の文書を掲示板に貼ったという。田中智学の思想は「日蓮主義と天皇至上主義を結合させた狂信的国家主義」であり、その文章では「国家を滅ぼさうとする凶悪の徒」「不定鮮人」に対して激しい敵意をむき出しにしていた。『天業民報』は、警視庁が朝鮮人暴動はなかったと発表した後も、執拗に朝鮮人暴動と書きたて、朝鮮人を糾弾し続けた。朝鮮人差別の先頭を邁進する田中智学に「絶対服従」を誓ったのが賢治である。
琴秉洞は次のようにまとめている。
「賢治自身が、この時朝鮮人問題に言及した資料は未見としても、しかし、彼が絶対服従を誓った田中智学の朝鮮人排撃の文と、連日の如くいわれのない朝鮮人攻撃を続けている『天業民報』を辻々に張り回るという行為によって、美事に、朝鮮人攻撃と民族排外主義の旗ふりをやっていたといえる」(琴秉洞「大震時の朝鮮人虐殺に対する日本側と朝鮮人の反応」『震災・戒厳令・虐殺』三一書房、二〇〇八年)。
だからと言って賢治の思想を否定したり、切り捨てたりする必要はない。しかし、自ら積極的に民族差別に加担した賢治は「利用された」のではなく「利用した」のである。このことを考えなければ、差別と排外主義への転落を繰り返すことになりかねない。
雨ニモマケズ 反省セズ
風ニモマケズ 反省セズ
東ニ朝鮮人アレバ 行ッテ不逞鮮人トナジリ・・・
10.2「東アジア歴史・人権・平和宣言」発表大会
1 開催日時:10月2日(日) 午後1時~6時半 (開場:午後0時30分)
2 開催場所:明治大学リバティ・タワー 1001教室
3 主催:「東アジア歴史・人権・平和宣言」実行委員会
「現代史研究会」
4 プログラム(進行表)
(1)開会 13:00
サルプリ-植民地主義の犠牲者の恨を解くための舞 13:00~13:10
舞を踊る方-未定
(2)「東アジア歴史・人権・平和宣言」運動-その趣旨と経過報告 13:10~13:20
前田朗(実行委員会事務局長)
(3)連帯アピール(メッセージ) 候補者(敬称略) 13:20~13:40
宋 富子さん(高麗博物館名誉館長)
生方 卓さん(明治大学教員・現代史研究会代表)
崔 善愛さん(ピアニスト)
(4)シンポジウム
『植民地主義を超えて-平和・連帯の東アジアをつくるために』13:40~
シンポジウムの趣旨について-徐勝(実行委員会代表) 13:40~13:45
パネリスト:徐勝さん(立命館大学教員) 13:45~14:00 『時遅れの正義を実現するために-東アジアにおける脱植民地化』
阿部浩己さん(神奈川大学教授) 14:00~14:15
『国際法の暴力を超えて-植民地主義を問い直す』
金東椿さん(韓国・聖公会大学教員) 14:15~14:45
『韓国における過去事清算と日本に問われる課題』
岡真理さん(京都大学教員) 14:45~15:00
『日本とイスラエル-植民地主義の歴史的責任をめぐる否認の同盟』
休憩(15:00~15:15)
討論・補足発言 15:15~16:00
(5)被害当事者等の証言 16:00~17:00
韓国:李玉仙さん(元日本軍「慰安婦」)、ユ・ヨンジェさん(「平和と統一を愛する会」調査チーム長)
在日:朝鮮高校生徒とOB(詩の朗読)
台湾:原住民
沖縄:我如古朋美さん(恵泉女学園大学大学院)
アイヌ:
休憩(17:00~17:15)
(6)コンサート 17:15~18:00
沖縄:カクマクシャカ (「民のドミノ」等)
日本:井上ともやす (「平和の歌がきこえる」等)
(7)「東アジア歴史・人権・平和宣言」―採択 18:00~18:20
(8)閉会の挨拶(韓国実行委員会) 18:20~18:30
日曜日, 4月 17, 2011
『平和への権利を世界に』出版記念公開学習会
■『平和への権利を世界に』出版記念公開学習会
知っていますか?
国連が「平和への権利」を
宣言しようとしていることを
数年前からつづく国連人権理事会での議論。
実現すれば、自由権、生存権につづき
あたらしい権利が国際的に確認されます。
平和を求めるあたらしい流れ生まれています。
発信源はスペインの法律家。
9条をもち平和的生存権を明記した憲法を持つわたしたち日本の法律家・市民は
この呼びかけにどう応えていけばいいのでしょうか。
いっしょに考えてみませんか?
笹本潤・前田朗編『平和への権利を世界に』かもがわ出版
■話題提供
清水雅彦さん(日本体育大学・憲法学・本書執筆者)
日本国憲法の平和的生存権と「平和への権利」(仮)
□とき
2011年5月19日(木)午後6時開始
□ところ
青山学院大学 青山キャンパス(地下鉄表参道駅徒歩5分 渋谷駅東口徒歩10分)
総研ビル 10階18会議室
会場の総研ビルは正門を入ってすぐ右の建物になります
※資料代500円
平和への権利国際キャンペーン・日本実行委員会
共同代表 海部 幸造(弁護士・日本民主法律家協会事務局長)
新倉 修(青山学院大学教授)
前田 朗(東京造形大学教授)
事務局長 笹本 潤(弁護士・日本国際法律家協会事務局長)
連絡先
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2伊藤ビル2F-B
日本国際法律家協会
TEL 03-3225-1020 FAX 03-3225-1025
Email leh00076@nifty.ne.jp