日曜日, 4月 17, 2011

『平和への権利を世界に』出版記念公開学習会

■『平和への権利を世界に』出版記念公開学習会



知っていますか?


国連が「平和への権利」を


宣言しようとしていることを



数年前からつづく国連人権理事会での議論。


実現すれば、自由権、生存権につづき


あたらしい権利が国際的に確認されます。


平和を求めるあたらしい流れ生まれています。



発信源はスペインの法律家。


9条をもち平和的生存権を明記した憲法を持つわたしたち日本の法律家・市民は


この呼びかけにどう応えていけばいいのでしょうか。


いっしょに考えてみませんか?



笹本潤・前田朗編『平和への権利を世界に』かもがわ出版




■話題提供


清水雅彦さん(日本体育大学・憲法学・本書執筆者)


日本国憲法の平和的生存権と「平和への権利」(仮)



□とき


2011519日(木)午後6時開始



□ところ


青山学院大学 青山キャンパス(地下鉄表参道駅徒歩5 渋谷駅東口徒歩10)


総研ビル 1018会議室


会場の総研ビルは正門を入ってすぐ右の建物になります



※資料代500



平和への権利国際キャンペーン・日本実行委員会


共同代表 海部 幸造(弁護士・日本民主法律家協会事務局長)


     新倉  修(青山学院大学教授)


     前田  朗(東京造形大学教授)


事務局長 笹本  潤(弁護士・日本国際法律家協会事務局長)



連絡先


160-0004 東京都新宿区四谷1-2伊藤ビル2F-B


日本国際法律家協会


TEL 03-3225-1020 FAX 03-3225-1025


Email leh00076@nifty.ne.jp

月曜日, 11月 22, 2010

 「朝鮮人強制連行・強制労働」庵逧(あんざこ)由香さん 「東アジア平和・人権・宣言」実行委員会

ダーバン宣言の東アジア版をつくろう日本の植民地主義を問う

 来年は、9・11事件、国連のダーバン宣言会議からからちょうど10年です。
関西でもインタビュー講座を開催することとなりました。

 今回、「植民地支配責任」とは何か?をテーマに、そしてアジアの「帝国」と
しての日本の「総力戦」を支えるために、植民地支配下の朝鮮から如何に労務動
員を果たしたのか、その意味を学びたいと考えています。

日時: 11月28日(日) 13:00~

場所: 立命館大学敬学館238号

京都駅から 市バス 50 205系統

バス停 衣笠校前 東へ15分、立命館大学前下車 南へ1

参加費(資料代含)500円

テーマ 「朝鮮人強制連行・強制労働」

おはなし 庵逧(あんざこ)由香さん (立命館大学教員)

専門分野:朝鮮近現代史、日韓関係史、国際関係史

研究課題:戦争動員、植民地政策史、総動員体制


東アジア歴史・人権・平和宣言実行委員会
http://easiahhpa.exblog.jp/

連絡先メール e-asia-hhpa2@excite.co.jp   

携帯090-8482-9725(中田)

木曜日, 7月 08, 2010

東アジア宣言・連続インタヴュー講座第1回

2001年ダーバン宣言から9年

「ダーバン宣言の東アジア版をつくろう――日本の植民地主義を問う」

連続インタヴュー講座:第1回

7月18日(日)午後6時開場、6時半開会

会場:新宿区立・牛込箪笥地域センター4階会議室

  大江戸線牛込神楽坂駅A1出口徒歩0分

  東西線神楽坂駅2番出口から600メートル

参加費(資料代含む):500円

講師:徐 勝さん(立命館大学教授)

「韓国併合100年にさいして日本植民地主義を徹底解剖するために」

徐勝さん研究テーマ<立命館大学公式サイトより抜粋>
 東アジアでの和解・協力をめざして《京都府京北町で生れ、京 都で成長しました。東京教育大学卒業後、ソウル大学校大学院・社会学科在学中投獄され、19年後に出獄、カリフォルニア大学(バークレー)客員研究員をへて、立命へ。( 略 )冷 戦期に行われた独裁政権による集団虐殺などの「重大な人権侵害」が明るみにさらされ、韓国、台湾などで「名誉回復・補償法」の制定が相次いでいま す。しかし、最近、教科書問題でも明らかになったように、過去回帰、ネオ・ナショナリズムの逆風が吹く日本は民主化を進めてきた東アジアと反対の方向に向かっているようにも見えます。東アジアで21世紀の「人権の世紀」をどのように迎えるのか、東アジアでの和解・協力・平和の実現はどのようにして可能なの かを考察するのが最近の研究テーマです》

著作、編著
『だれにも故郷はあるものだ-在日朝鮮人と私』08
『北朝鮮が核を放棄する日朝鮮半島の平和と東アジアの安 全保障に向けて08
『現代韓国民主主義の新展開』御茶の水書房08
『「韓流」のうち外韓国文化力と東アジアの融合反 応』徐勝・黄盛彬・庵逧由香 編 07
『東北アジア共同体への道-現状と課題』06
『アジアを鏡として戦争が見える』96 

『我肝(わちむ)沖縄』96 

『第1歩を ふみだすとき』95
『獄中19年』岩波新書94 

『民衆が真の勝利者』91

<連続インタヴュー講座>

韓国併合100年、ダーバン宣言9周年の2010年に、<ダーバン宣言の東 アジアNGO 版>を作成することの意義を分かりやすく提示し、継続的な取組みの中で宣言案の見直しを進め、行動計画その他の準備を進めていくという趣旨で、本年7月より2011年9月8日(ダーバン宣言10周年)に向けて、さまざまなテーマの連続講座を開催します。是非ご参加ください。

<当面の予定>

第1回、7月18日(日)夜、牛込箪笥地域センター

  徐 勝さん(韓国併合100年にさいして日本植民地主義を徹底解剖するために)

第2回、9月4日(土)午後、新宿区立戸塚地域センター

  金 栄さん(在日朝鮮人から見た日本の植民地主義:仮題)

第3回、9月7日(火)夜、新宿区立戸塚地域センター

  上村英明さん(ダーバン宣言って何だ?――植民地主義と人種差別:仮題)


主催:「東アジア歴史・人権・平和宣言」実行委員会

連絡先:東京都八王子市宇津貫町1556 東京造形大学・前田研究室

電話:042-637-8872

E-mail:maeda@zokei.ac.jp

金曜日, 10月 23, 2009

ハンクネット訪朝報告会

ビデオによる訪朝報告

制裁措置の即時中止を求める

日本政府の制裁措置の誤りを明らかにするため、私たちハンクネット(朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン)が行っている朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の育児院への粉ミルク支援活動の報告と、今年8月の訪朝の様子をビデオで報告します。
 また、この制裁措置により、在日朝鮮人が朝鮮に住む孫にサッカーシューズを郵便発送しようとしたところ、郵便局で拒否されたり、共和国に住む親戚に食品や衣類などの生活必需品を送ろうとしたところ、税関から送り返されたりするという事件が各地で起こっています。このように、極めて悪質な人権蹂躙事件を起こしている日本政府の実態を広く社会に訴え、即時、制裁措置の破棄を求めるための集会です。
 皆さんのご参加をお願いします。

日時■11月14日(土)

18:30-20:45

会場■文京区民センター 3-C会議室 

東京都文京区本郷41514

・「訪朝・支援活動」ビデオ上映報告
・「制裁を許さない!制裁強化による人権侵害の実態」報告

参加費800円(学生ほか500円)

朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン

    連絡先 090-8860-9961(竹本昇)

日曜日, 9月 06, 2009

水曜日, 8月 26, 2009

非国民入門セミナー2009(1~10回)

いつのまにか非国民の時代がよみがえってきました。

 郵便受けにチラシを入れただけで、いきなり逮捕され2ヶ月以上も拘禁された立川チラシ事件を考えてみてください。道を歩いていると突然、警察官に呼び止められて、どこへ行くのか、荷物を見せろと質問責めにされる人も増えています。

 町には情報が溢れ、何でも言えるし、あらゆる情報が入手できる。そんな風に思っていたはずなのに、実はうかつなことを言うとどこから睨まれているかわかりません。当局に都合の悪い情報はしっかり検閲されています。

自分が健全な国民であることを証明するためには、非国民を摘発し、指弾するのが一番です。周囲に非国民が潜んでいないか。怪しい人間はいないか。思想や行動の疑わしい者はいないか。テロリストが隠れていないか。非国民を創造/想像することで、国民を創造/想像する。国民の安全を損なう恐れのある非国民を迅速に摘発することが国民の証明になります。

国民と非国民という対立軸を据えた社会は次々と非国民を狩り出していく宿命にあります。つねに非国民を叩いておかないと、国民の証明ができないからです。

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第1回(終わりました)  4月25日()午後6時、東京しごとセンター

       お話:上原公子さん(元国立市長)

          「時代閉塞の原状を打ち破るために、自治と平和を掲げて」

*上原公子さん:憲法記念日に宮崎県に生まれる。法政大学大学院修士課程中退。東京・生活者ネットワーク代表。国立市議会議員。水源開発問題全国連絡会事務局。国立市長(1999年~2007年)『国民保護計画が発動される日』(自治体研究社)『しなやかな闘い――生命あふれるまちづくりの試み』(樹心社)。

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第2回(終わりました)  5月23日(土)午後 6時、東京しごとセンター

お話:鈴木裕子さん(女性史研究者)「私自身を生きる:金子文子」

鈴木裕子さん:1980年代か ら女性史、婦人運動、労働運動史、フェミニズム、ジェンダー、天皇制などの研究を続け、日本軍性奴隷制研究の第一人者である。『山川菊栄女性解放論集』『湘煙選集――岸田俊子評論集』『日本女性運動資料集成 全11巻』など膨大な編著書がある。単著として『女性史を拓く〈1~4〉』『朝鮮人従軍慰安婦―証言昭和史の断面』『従軍慰安婦・内鮮結婚―性の侵略・戦後責任を考える』『「従軍慰安婦」問題と性暴力』『フェミニズムと朝鮮』『戦争責任とジェンダー―「自由主義史観」と日本軍「慰安婦」問題』『天皇制・「慰安婦」・フェミニズム』『金子文子――わたしはわたし自身を生きる』

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第3回(終わりました)  6月13日(土)午後6時開場、6時30分開会

東京しごとセンター・セミナー室

       お話:木村 朗さん(鹿児島大学教授)「新帝国主義の時代を生きる」 

*木村 朗さん:九州大学大学院時代に旧ユーゴスラヴィアのベオグラード大学政治学部に留学。地域から市民が「創る平和」という視点で安保・沖縄問題を追究すると同時に、民族・ナショナリズム問題や原爆投下・核問題を研究。『危機の時代の平和学』『核の時代の東アジアの平和』(法律文化社)、『米軍再編と前線基地・日本』『メディアは私たちを守れるか?』(凱風社)。

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第4回(終わりました)  6月20日(土)午後5時30分開場、午後6時開会

東京しごとセンター・セミナー室

       お話:立野正裕さん(明治大学教授)

          「精神のたたかい――不服従の可能性」

*立野正裕さん:明治大学教授。現代イギリス文学専攻、研究課題は第一次大戦期のイギリス文学を特徴付けるもの。ベルギーやフランスに点在するおびただしい戦跡を精力的に訪ね歩く。サスーン、オーウェン、ソーリー、ブルック、マクレーらの仕事を「塹壕の思想」の観点から検証している。著書『精神のたたかい――非暴力主義の思想と文学』(スペース伽耶)、『世界文学の扉をひらく 運命をあきらめない人たちの物語』(同上)、『黄金の枝を求めて――ヨーロッパ思索の旅・反戦の芸術と文学』(同上)

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第5回(終わりました)  7月25日(土)午後1時30分開場、2時開会

     八王子労政会館第5会議室

       お話:根津公子さん

          「自分をいつわらないために」

根津公子さん:公立中学教員。君が代不起立、停職処分とのたたかい。著書『希望は生徒』。ビデオ『君が代不起立(Part.12)』(ビデオプレス)に出演。

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第6回  9月26日(土)午後5時30分開場、6時開会

東京しごとセンター・セミナー室

       お話:安里英子さん(沖縄大学・珊瑚舎スコーレ講師)  

          「凌辱されるいのち――沖縄・尊厳の回復へ」

*安里英子さん:那覇市首里生まれ。沖縄大学・珊瑚舎スコーレ非常勤講師。1998年第2回女性文化賞(高良留美子創設)受賞。『揺れる聖域』(沖縄タイムス社)、『琉球弧の精神世界』(御茶の水書房)、『ハベルの詩』(御茶ノ水書房)、『沖縄・共同体の夢』(榕樹書林)、『陵辱されるいのち』(御茶ノ水書房)

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第7回 10月17日(土)午後1時30分開場、2時開会

    港勤労福祉会館

       お話:増田都子さん

増田都子さん:元社会科教師。2006年、分限免職処分を受け、現在、裁判中。2008年、多田謡子反権力人権賞受賞。著書に『教育を破壊するのは誰だ!―ドキュメント東京・足立十六中学事件』 (社会評論社)、『たたかう!社会科教師』(社会批評社)。

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第8回 10月17日(土)午後5時30分開場、6時開会

港勤労福祉会館

       お話:辛 淑玉さん(人材育成コンサルタント)

辛淑玉さん:人材育成コンサルタント会社代表。民族差別撤廃・多文化共生などを追及する人権活動も行う。2003年多田謡子反権力人権賞。『怒りの方法』(岩波新書)『となりのピカソ』(愛媛新聞社)『せっちゃんのごちそう』(日本放送出版協会)『ケンカの作法』(角川書店)『悪あがきのすすめ』(岩波新書)『怒らない人』(角川書店)『差別と日本人』(共著、角川書店)など多数。

*第7回と第8回は同じ日の午後と夜です。

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第9回 11月 7日(土)午後1時30分開場、2時開会

    会場未定

       お話:金 静寅さん(NPO法人同胞法律・生活センター)

            「最近の在日朝鮮人に対する差別」

金静寅さん:1997年以来在日朝鮮人の法律相談、生活相談を続けてきた同胞法律・生活センター事務局長。社会福祉士。

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第10回 11月7日(土)午後5時30分開場、6時開会

会場未定

       お話:俵 義文さん(子どもと教科書全国ネット21事務局長)

「海峡を越える歴史認識--教科書問題の現在・未来」

*俵義文さん:出版労連教科書対策部副部長を経て、子どもと教科書全国ネット21事務局長。日本・中国・韓国の共同による『未来をひらく歴史』編集員会共同代表。「歴史認識と東アジアの平和フォーラム」日本委員会事務局長。『徹底検証あぶない教科書』(学習の友社)『家永三郎が残したもの引き継ぐもの』(共著、日本評論社)『あぶない教科書NO!』(花伝社)『安部晋三の本性』(共著、週刊金曜日)『<つくる会>分裂と歴史偽造の深層』(花伝社)など多数。

第9回と第10回は同じ日の午後と夜です。

水曜日, 8月 19, 2009

「入門セミナー:現代日本の刑事法批判」

救援連絡センター主催で、現代刑事法を総合的全面的に批判するために、理論的および実践的検討を行う公開の学習活動を始めます。とりわけ裁判員制度の導入に伴って変動してきた裁判実務、戦時動員・有事法態勢に伴う刑事法の再編、治安主義の弾圧などの諸問題を検討していきます。同時に、専門的な分析に偏するのではなく、市民のための刑事法入門という側面も持たせたいという欲張りな企画です。

このように書くと、いささか矛盾しているように見えるかもしれませんが、今日、戦争国家の刑事弾圧、予防的先制攻撃・フレームアップの体制づくりは、一方では非常に専門的な知識やイデオロギーに裏打ちされながら、他方では市民的治安法や、市民参加の裁判員制度のごとく、誰でも理解できる平易さの装いの下に進行しています。専門性と市民性が交錯するなか、さまざまな刑事法イデオロギーが手を変え品を変えて利用され、気づいた時には根こそぎかすめ取られているような状況が続いています。

ですから、私たちの学習活動(理論闘争)も、専門性を押さえつつ、市民性に立脚したものとなる必要があります。

また、入門セミナーを定例的に開催する事によって、その都度の弾圧事件や冤罪について報告する機会・受け皿を継続的に用意します。

コーディネータは、前田朗(東京造形大学)、宮本弘典(関東学院大学)が務めます。

 当面のテーマとしては、裁判員制度、代用監獄、捜索差押え、刑事施設(民営化も)、死刑、刑事法のイデオロギー批判、国家刑罰権を問う、弾圧事件の報告、冤罪事件の報告、国際人権法その他、を考えています。取り上げるべきテーマについてのご意見をお寄せいただけると幸です。

主催:救援連絡センター

対象:現代刑事法に関心を持つ市民、活動家、その他一般。

開催頻度:隔月をめどに(必要に応じて開催できるように)

講師:刑事法研究者、弁護士、体験者、ジャーナリスト、NGOスタッフなどに協力していただきます。

第一回:九月一九日(土)開場午後 時、開会午後 時

会場:渋谷勤労福祉会館     

「非国民刑法――戦争国家の刑事法制」前田朗

参加費:五〇〇円